内容説明
寺院減少時代の今こそ。全寺院対象の悉皆調査で得られた正確かつ客観的なデータの分析が映し出す仏教寺院の実態を知ることが必須である。
目次
第1部 寺院の概況(宗派間比較からみた過疎地寺院;過疎地域における曹洞宗寺院の現状;兼務寺院・無住寺院の実態―難しい運営の状況)
第2部 寺院と檀信徒(人口減少社会における葬儀と寺檀関係;寺院と墓地の現在―「暮じまい時代」の課題)
第3部 寺院運営の現状(教化活動の現状と課題―教化団体と住職の活動を中心に;宗勢調査からみえてくる曹洞宗寺院の経済事情―地域別分析を中心に;寺を受け継ぐ―出家者から出家者、親から子へ)
第4部 住職・住職配偶者の意識(住職と住職配偶者の意識・活動)
第5部 地域社会と寺院(過疎地域における寺院と神社の現況と課題―新潟県を事例に)
著者等紹介
相澤秀生[アイザワシュウキ]
1980年生まれ。駒澤大学大学院人文科学研究科(仏教学専攻)博士後期課程単位取得退学。現在、跡見学園女子大学文学部人文学科兼任講師
川又俊則[カワマタトシノリ]
1966年生まれ。成城大学大学院文学研究科(日本常民文化専攻)博士後期課程満期退学。現在、鈴鹿大学こども教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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