内容説明
揺れ動く社会において、現代宗教は人々を幸せにできるのか?最新の調査やデータに基づき、宗教学の立場からはじめて幸せの問題に迫った画期的論集。
目次
日本人の幸福感と宗教
しあわせの神話学―英雄が運ぶしあわせ
信仰を支えあう幸せ―「協働」牧会による多世代地域間交流
若者の地方移住に神社が創り出す新たな「しあわせ」観
尊厳死は幸せな最期につながるか
「幸せ」をつなぐ―宗教にみるジェンダーとケイパビリティ
孤立化社会における傾聴ボランティアの役割―止まり木と順送りの互助
寺院は子どもの成長をどう助けられるか
宗教は韓国人を幸せにするのか―「セウォル号沈没事故」を手がかりに
対談 人口減少時代における仏教の役割
付録 幸福感に関する調査とデータ
著者等紹介
櫻井義秀[サクライヨシヒデ]
1961年、山形県出身。北海道大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。北海道大学大学院文学研究科教授。専攻は宗教社会学、タイ地域研究、東アジア宗教文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件