目次
第1章 箱庭療法と外来森田療法との併用療法(なぜ寺に「心理相談室」を開いたのか;相談室を訪れる人々について;心理療法はどのように行われるか;他の心理療法との比較;ネオ森田療法)
第2章 精神科診断について(精神科診断について;森田正馬の診断法)
第3章 森田神経質とその他の事例(森田神経質の事例;森田神経質とは異なる重症例の事例)
結章 理論編(森田療法とユング心理学との共通性としての「東洋的自己」について;新しい「瞑想箱庭療法」について)
付論 パーソナリティ障害を伴ううつ病性障害に対する精神療法の検討―箱庭療法施行後の外来森田療法追加施行の有効性
著者等紹介
大住誠[オオスミマコト]
真宗大谷派法閑寺住職、大住心理相談室室長、臨床心理士、医学博士。1952年、神奈川県海老名市生まれ。青山学院大学文学部卒業。神奈川県下の公立高等学校の社会科教諭、県立教育センターの指導主事(研修)を経験する(23年間)。48歳で教員生活にピリオドを打つ。法閑寺の住職を引き継ぐとともに自坊に私設心理相談室「大住心理相談室」を開業。この間、教員時代からユング派の分析家から数百時間に近い教育分析を受ける。武蔵野女子大学大学院(現在、武蔵野大学大学院)で「臨床心理学」を専攻しつつ、聖マリアンナ医科大学で森田療法を研究。横浜国立大学非常勤講師、聖マリアナ医科大学非常勤講師も務める。2011年森田療法の研究で聖マリアンナ医科大学より学位を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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