内容説明
親鸞の説いた浄土真宗とは、どのような実践をもたらす宗教か?
目次
真宗実践論研究の課題―真俗二諦的信仰理解の克服
第1部 親鸞における信と社会(親鸞における信仰の構造と実践の関係;親鸞の宗教的・社会的立場―神祇不帰依の意義;親鸞の救済における神祇不帰依の意義;親鸞の歴史観における信の意義)
第2部 親鸞における信と実践(親鸞における伝道という実践の具体的把握―「非僧非俗」を手掛かりにして;親鸞の信と自然法爾―廻向によって成立する実践主体;親鸞における仏道把握)
親鸞における実践論の本質―実践がもたらす倫理
著者等紹介
宇治和貴[ウジカズタカ]
1975年熊本県生まれ。2001年龍谷大学文学研究科修士課程真宗学専攻修了、2004年龍谷大学文学研究科博士後期課程国史学専攻単位取得満期退学。龍谷大学非常勤講師を経て、筑紫女学園大学准教授、九州龍谷短期大学非常勤講師、武蔵野大学仏教文化研究所客員研究員。文学修士(龍谷大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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