内容説明
親鸞は仏典をいかに解釈したか?ガダマー、ハイデガーらの解釈学の手法を取り入れ、『教行証文類』における解釈と方法を考察し、その現代的意義と創造的理解を追究する。
目次
序説
第1部 解釈と方法(真宗学の学問論と方法論;『教行証文類』の解釈学;親鸞の言語観)
第2部 メタファーと解釈(メタファーの解釈;光のメタファー;二河白道の譬喩)
第3部 宗教体験と表現(親鸞の宗教体験と表現;親鸞の宗教体験と時;宗教体験の普遍性と特殊性)
著者等紹介
杉岡孝紀[スギオカタカノリ]
1965年岐阜県生まれ。1988年龍谷大学文学部仏教学科卒業。1993年龍谷大学大学院博士後期課程満期退学。1999年龍谷大学文学部専任講師、のち准教授を経て、2010年同大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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