出版社内容情報
近代と近代以前、東洋的伝統と西洋的伝統、宗教の歴史的変容などについての哲学的思索の土台の上で、広く深い視界から現代世界において仏教が抱える問題をやさしい言葉でわかりやすく語る。七〇歳代の西谷が語った講演の記録。
【目次】
仏教についておもうこと
教団の内と外
自己を世界に開く
仏教の近代化ということ
近代化とは何か
「個」からの出発
良心について
人間関係を支えるもの
自分を確かめること
解説 西谷先生と「大地の会」[藤元正樹]
解説 西谷啓治における哲学と仏教[氣多雅子]
内容説明
近代と近代以前、東洋的伝統と西洋的伝統、宗教の歴史的変容などについての哲学的思索の土台の上で、広く、そして深い視界から、現代世界において仏教がかかえる問題をやさしい言葉で丁寧にわかりやすく語る。半世紀前、西谷が語った講演の記録。
目次
仏教についておもうこと(教団の内と外;自己を世界に開く)
仏教の近代化ということ(近代化とは何か;「個」からの出発)
良心について(人間関係を支えるもの;自分を確かめること)
著者等紹介
西谷啓治[ニシタニケイジ]
1900年、石川県に生まれ。京都大学哲学科卒業。京都大学名誉教授。日本学士院会員。1990年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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