出版社内容情報
生きものたちの生と死に向き合い、気づかされた「生きるいのち」の世界。真宗興正派(興正寺)嗣法としていま、僧侶の道を歩む著者による、獣医学を学んだからこそ語ることができる、みずみずしく新しい仏教のはなし。
【目 次】
はじめに
[いのちに学ぶ]
いのちを育むはたらき
有頂天な私たち
ウシのようにお聴聞
好きな動物は何ですか
実験動物
忘れられない大学時代の実習
不殺生戒も守れない私
[いのち・科学、そして仏教]
エントロピー増大の法則
生死一如のプログラム
故郷への道しるべ
[共に生きる私たち]
一切有情はみな兄弟
ペットは家族
白毛のハルから教わったこと
家猫のしらたま
さるべき業縁のもよほさば
環境エンリッチメント
生きものたちをもっと知るためのブックガイド
あとがき
(イラスト:髙安恭ノ介)
内容説明
生きものたちの生と死に向き合い、気づかされた「生きるいのち」の世界。獣医学を学んだからこそ語ることができる、みずみずしく新しい仏教のはなし。
目次
いのちに学ぶ(いのちを育むはたらき;有頂天な私たち;ウシのようにお聴聞 ほか)
いのち・科学、そして仏教(エントロピー増大の法則;生死一如のプログラム;故郷への道しるべ)
共に生きる私たち(一切有情はみな兄弟;ペットは家族;白毛のハルから教わったこと ほか)
著者等紹介
華園真慶[ハナゾノシンキョウ]
平成5年(1993)11月26日京都生まれ。令和4年(2022)4月1日霊山本廟寺務長代理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめぴょん
21
著者は1993年生まれ、お寺生まれで獣医学部卒の真宗僧侶。さらっと読める。すごく何かが残るわけではない。でも、ふんわり優しい気持ちになれる本でした。以下は文中引用。 つながり助け合って「いきる」。 絶妙なバランスでつながるいのち。そのバランスを壊す人間。 自分の都合のいいところだけを切り取りながめてしまう。 生きものを殺さずに生きていけないにもかかわらず「不殺生」という戒めがあたえられている。罪悪の深き自分自身に出会う。 私たちの正義は「そらごと」「たわごと」。 2023/07/13
アヴィ
0
尼僧という呼び方で良いのだろうか、女性の僧侶が語る生きものと仏教のはなし。大学では獣医学を学んだということで、生きものの具体的な生き死にについて、そしてそこから繋がる人間の死生観やどう生きるかが語られる。ただそれほど肩肘張った感じではなくさらりと読める。人間は食物連鎖の頂点ではなく食物連鎖の破壊者というのは心に染みますね。屠殺場のシーンはなかなかきつい内容だが、確かに肉を食べる人は読んでおくべきかもしれない。2025/06/30
シュウヘイ
0
仏教+動物 面白い組み合わせ2024/02/01
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