内容説明
人と地球が共生する道を考える論考全12篇。
目次
1 人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センターの理念と成果(仏教生命観に基づく人間科学の総合研究―研究理念(鍋島直樹)
仏教生命観に基づく人間科学の総合研究―研究成果の概要(鍋島直樹))
2 いのちのかけがえのなさ・つながり(あなたはあなたでいいの―うれしい金子みすゞさんのまなざし(矢崎節夫)
いのちのバトンタッチ―映画『おくりびと』に寄せて(青木新門))
3 地球と人間の未来―持続可能性の世界を願って(「成長神話からの脱却」を考える(河口真理子)
人間活動に起因する地球温暖化と今後の人間活動への期待―COP15の国際交渉から見つめ直す(増田啓子))
4 自然と人間のつながり―水俣病に学ぶ(自然と人間のつながり―水俣病に学ぶ(開催趣旨)
桑原史成氏による3枚の貴重写真「水俣」について ほか)
5 親鸞思想からみた共生の理念(仏教共生学の構築に向けて―親鸞の思想に立脚して(玉木興慈)
親鸞思想と「共生」の理念―浄土・阿弥陀仏・死者を手がかりに(井上善幸) ほか)
著者等紹介
鍋島直樹[ナベシマナオキ]
龍谷大学文学部教授。真宗学。人間・科学・宗教オープンリサーチセンター長。国際会議企画組織者
玉木興慈[タマキコウジ]
龍谷大学短期大学部准教授。真宗学。人間・科学・宗教オープンリサーチセンター、ユニット4代表
井上善幸[イノウエヨシユキ]
龍谷大学法学部教授。真宗学。人間・科学・宗教オープンリサーチセンター、ユニット4副代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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