内容説明
本堂の全壊や全焼、住職や門信徒の死から寺はいかに甦ったか。そして戦後復興に、寺はどんな役割を果たし得たのか。寺院被爆の実態を調査した、「ヒロシマ」を語り継ぐための新たな一冊。
目次
序章 一九四五年八月六日(原爆投下;門徒総代長 ほか)
第1章 歴史(広島城下町の形成;明教寺開基 ほか)
第2章 被爆(本川地区の壊滅;避難先―広島市の北郊 ほか)
第3章 平和(世界平和の理想;被害の実情 ほか)
著者等紹介
新田光子[ニッタミツコ]
広島市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程(社会学専攻)修了。龍谷大学教授。専門は宗教社会学
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