内容説明
人と建物の「息遣い」を染めあげる。日本の伝統・技・美の饗宴。
目次
白い山茶花と奈良女子大学記念館(奈良県)
環濠都市今井町(奈良県)
湖東商人と五個庄蔵屋敷(滋賀県)
近江八幡商人と水郷(滋賀県)
玄宮園と彦根屏風の人々(滋賀県)
山本通シュウエケ邸とアール・ヌーヴォー(兵庫県)
北野町にあったハンター邸(兵庫県)
海の宿駅室津と子供達(兵庫県)
伊勢参宮と河崎(三重県)
鈴鹿の関宿と旅人達(三重県)〔ほか〕
著者等紹介
今須久栄[イマスヒサヨシ]
1939年滋賀県彦根市生まれ。京都市立美術大学工芸学科染織図案科卒。グンゼ株式会社営業総務部意匠課を経て、旭化成工業株式会社繊維マーケティング部副部長。同社を定年退職後、現在、奈良女子大学・大阪成蹊短期大学・成安造形大学各非常勤講師。テキスタイル商品企画のプロジェクトリーダーとして、またマーケティング活動の推進責任者として活躍するいっぽう、日本の伝統的染色工芸技術の研究を重ねる。とりわけ「型染」では日本でも数少ない研究者として、制作と普及に努めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。