内容説明
日本語教師は日本語を母語としない人たちに、海外や日本国内で日本語を教えます。言語以外に日本文化も伝え、学習する人たちの生活を豊かにする仕事です。言葉を教えるということは、いろいろな価値観や考え方にふれるということ。言葉によって世界をつなぐプロフェッショナルの世界を見てみましょう。
目次
1章 ドキュメント日本の文化と言語を世界へ!(オーストラリアで子どもに教える日本語教師(折原有実さん・国際交流基金シドニー日本文化センター)
日本の大学で日本語教育に取り組む日本語教師(田中祐輔さん・青山学院大学文学部日本文学科准教授)
海外で日本語教師を指導する日本語教師(松浦とも子さん・国際交流基金ケルン日本文化会館))
2章 日本語教師の世界(日本語教師とは;成り立ちと歴史;日本語教師の役割;仕事内容;日本語教師の職場;勤務状況と給与;これからの日本語教育と日本語教師)
3章 なるにはコース(適性と心構え;今からできること;日本語教師へのキャリアパス;大学の専門コースで学ぶ;日本語教育能力検定試験をめざす;養成講座を修了する;就職)
著者等紹介
益田美樹[マスダミキ]
ジャーナリスト、ライター。読売新聞社社会部記者などを経て、主にオンライン・メディアで、フリーランサーとして執筆。英国カーディフ大学大学院(ジャーナリズム・スタディーズ専攻)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ジャケット君
2
日本語教育史もなかなか面白かった。始まりは、13世紀の朝鮮だという。華夷思想ネットワークの中で日本を上の存在と認知したのだろうか朝鮮は隣国の言語を学ぼうとしたに違いない。江戸時代になり、通商のために日本に関わっていた、関わろうとしていた(ロシア)国は日本語教師に需要を感じていたのである。太平洋戦争では日本語学習者をサポートする取り組みがなされた。実際、優秀者もいて政治的利用はされたのだと思う。暗号傍受とか?情報スパイの役割である。しかしその取り組みをしたくせに東京裁判の検察は日本の公判手続きをする際、 2024/08/15
Gaudi
0
いろんな仕事があるものですが、自分が何ができるかということが大事ですね。 儲けは考えずとも。自由があれば。2022/01/27
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