内容説明
弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義の実現を使命とする仕事です。事件や紛争などでは、依頼者の代理人を務めます。働き方は多様で、決めるのは自分次第。活躍の場は法廷以外にも広がり、社会のさまざまな場面で起こる困りごとに対処し、解決していきます。法律のスペシャリストの世界を見てみましょう。
目次
1章 ドキュメント市民の事件や紛争を法律で解決!(民事事件を中心に活躍する弁護士(兼川真紀さん・インテグラル法律事務所)
刑事事件を中心に活躍する弁護士(神田安積さん・弁護士法人早稲田大学リーガル・クリニック)
家事・子ども・福祉を中心に活躍する弁護士(相原佳子さん・野田記念法律事務所))
2章 弁護士の世界(弁護士とは何か;弁護士会と日弁連;弁護士の仕事 ほか)
3章 なるにはコース(適性と資質;法曹資格の取り方;司法研修所での司法修習 ほか)
著者等紹介
飯島一孝[イイジマカズタカ]
フリーライター。毎日新聞社で記者として東京本社社会部司法クラブ、外信部、本社編集局編集委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まっさ
1
弁護士になるための道筋や、弁護士としての仕事を解説してくれる本。弁護士を生半可な意識で挑むことの難しさが分かった。印象的だったのが、弁護士の司法試験を、大学院に入らずに受けるための予備試験での合格率が3、4%しかないという部分だ。ページ数が少なく、1時間かからずに読めた。だが、情報量は十分だった。もしかしたら、この本の構成として先に実際の弁護士の仕事、そのあとに弁護士のなり方としたのが弁護士となるためのモチベーションを損なわせないための工夫たのかもしれない。2023/07/08
黒とかげ
1
まずは司法試験に合格してから。そこだな。この本に書かれていることは、試験を合格するような高い知能があってこそ。2022/01/29