なるにはＢＯＯＫＳ 自然保護レンジャーになるには

須藤 ナオミ/藤原 祥弘【著】/キャンプよろず相談所【編】

ぺりかん社（2016/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 158p／高さ 19cm
• 商品コード 9784831514493
• NDC分類 519.8
• Cコード C0040

出版社内容情報

かけがえのない自然環境を守るために活躍するレンジャーたちの現場を詳しく紹介。

須藤 ナオミ［スドウナオミ］
1975年生まれ。大学卒業後に、群馬県みなかみ町でラフティングガイドとして働き、その後、アウトドアブランドのプロモーションに携わる。2008年に、アウトドアや登山などを中心に執筆するフリーランスとして独立。雑誌やWEBメディアに、執筆や写真撮影などをしている。著書に『アウトドアで働く』（ぺりかん社）。

藤原 祥弘［フジワラヨシヒロ］
1980年生まれ。フリーランスで執筆・編集を行う。狩猟採集、野外活動、自然科学を中心にアウトドア雑誌やWEBメディアにて執筆活動をしながら、イベント等でワークショップを展開。著書に『海遊び入門』（小学館・共著）、『湘南・鎌倉自転車散歩』（山と渓谷社）など。『わがや電力』（ヨホホ研究所）では編集を担当。

キャンプよろず相談所［キャンプヨロズソウダンジョ］
さまざまな野外フェスの運営サポートを行なうとともに、メディアを通じアウトドアやフェスの魅力を伝えているフリーランス集団。アウトドア、山岳、カルチャーなどのメディアで活躍する編集者やライター、カメラマン、イベンターなどを中心に構成されている。

内容説明

私たちに安らぎを与えてくれる動植物などの自然。その自然を守る人たちを「自然保護レンジャー」と呼びます。各地の国立公園などを守る環境省レンジャーのほか、近郊の里山や都市公園では民間レンジャーが活躍しています。アメリカからはじまった自然保護の歴史をたどりながら、さまざまなレンジャーの仕事を紹介します。

目次

１章　ドキュメント　人と自然の共生をめざして（上高地の自然を守る自然保護官―藤田和也さん・環境省上高地自然保護官事務所；トキの野生復帰にたずさわる自然保護官―広野行男さん・環境省佐渡自然保護官事務所；自然保護をコーディネートする企画官―宮澤泰子さん・環境省那覇自然環境事務所野生生物課）
２章　自然保護と環境省レンジャーの世界（自然保護の歴史；環境省レンジャーとは；環境省レンジャーの現地業務；環境省レンジャーの生活と収入；環境省レンジャーになるには）
３章　民間レンジャーの世界（中池見湿地の保全活動で活躍―福田真由子さん・日本自然保護協会；日本自然保護協会とは；横浜自然観察の森を守るレンジャー―掛下尚一郎さん・日本野鳥の会；日本野鳥の会とは；高尾山などの自然公園を守る「都レンジャー」；東京都レンジャーとは；都市公園の自然を管理するパークレンジャー；パークレンジャーとは；民間レンジャーになるには）

著者等紹介

須藤ナオミ［スドウナオミ］
１９７５年生まれ。大学卒業後に、群馬県みなかみ町でラフティングガイドとして働き、その後、アウトドアブランドのプロモーションにたずさわる。２００８年に、アウトドアや登山などを中心に執筆するフリーランスとして独立。雑誌やＷＥＢメディアに、執筆や写真撮影などをしている。キャンプよろず相談所メンバー

藤原祥弘［フジワラヨシヒロ］
１９８０年生まれ。フリーランスで執筆・編集を行う。狩猟採集、野外活動、自然科学を中心にアウトドア雑誌やＷＥＢメディアにて執筆活動をしながら、イベント等でワークショップを展開。キャンプよろず相談所メンバー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[roatsu]

本書も特に若い人に有益。官・民で日本にどんなレンジャー制度等がありその職責や待遇、どんな方が就いているのかよくわかる。何歳でも人生の選択はできるが、日本はまだまだ大卒時程度での選択がその後の人生まで支配する社会なので、自然保護に興味があって何らかの職で関わりたいならば早い準備と決断が大事だろう。網羅的に書かれ実用的でかつ面白いが、第2章の主に米英から始まった自然保護の歴史と本邦のそれの記述はためになる。本書でジョン・ミューアの名を見るとは。環境省レンジャーにはお世話になっている自分にも有意義な一冊だった。

2018/02/21

[黒とかげ]

この職業は公務員と民間の差が大きそうだなぁ。民間は使命感がないとやってられない給料しかもらっていない。というか待遇面ではやっぱり公務員が最強。

2020/12/07