現代俳句にいきる芭蕉 - 虚子・波郷から兜太・重信まで

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現代俳句にいきる芭蕉 - 虚子・波郷から兜太・重信まで

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784831514233
  • NDC分類 911.32
  • Cコード C1091

出版社内容情報

芭蕉は現代にどのように生きているのか、生き残っているのか。今日の「俳句」と直接結びつく高浜虚子を起点として"芭蕉受容"という視点から昭和の俳人たちをとらえ直す。

●目次●
はじめに
Ⅰ 虚子から秋桜子へ
  一 虚子の芭蕉観―俳句の「伝統」をどのようにみるか―
    一、「伝統」派と「反伝統」派
    二、虚子の俳句観
    三、虚子の伝統観
    四、俳句の伝統観、諸説の検証
  二 虚子の「芭蕉句三種類」説をめぐって―風体としての「かるみ」論―
    一、虚子の「かるみ」認識
    二、「主観的写生」から「客観的写生」へ―虚子と芭蕉―
    三、「心の色」としての「かるみ」の論―山本健吉と森澄雄―
    四、「姿」と「情」の論からみた「かるみ」―「かるみ」は風体を示す用語か―
  三 「景」を写して「情」を詠む―秋桜子の方法と波郷―
Ⅱ 俳句の近代―波郷を核として―
  一 芭蕉と近代俳人たち―楸邨・波郷・誓子・草田男―
    はじめに
    一、加藤楸邨と芭蕉
    二、石田波郷と芭蕉
    三、山口誓子と芭蕉
    四、中村草田男と芭蕉
  二 波郷と俳句文体
    一、喚体の呼格
    二、「切れ」の効用
    三、文法という規範
    四、省略の叙法
    五、韻律
  三 波郷の韻文精神
    一、俳句の魂
    二、型としての韻文
  四 波郷の散文精神―『江東歳時記』とわたし―
Ⅲ 俳句私小説論―俳句表現構造論へ向けて―
  一 俳句は私小説なり―波郷のなかの葛西善蔵―
  二 私小説性からの脱出―藤田湘子の波郷観―
  三 俳句私小説論のゆくえ
    一、志賀直哉の「私」と波郷の「私」
    二、横光利一の「四人称」設定説と波郷の「私」脱出
Ⅳ 俳句の現代
  一 芭蕉と現代俳人たち―龍太・澄雄・兜太
    はじめに
    一、飯田龍太と芭蕉
    二、森澄雄と芭蕉
    三、金子兜太と芭蕉
  二 情感の頂点で発止と打出される句―森澄雄の波郷論―
  三 "型"にはめる、"型"にはまる―金子兜太の波郷論―
  四 俳句は叙情詩なり―能村登四郎の世界―
  五 「多行形式俳句」という挑戦―高柳重信論―
  六 「俳句即生活」説と「心象造型」論―高柳重信の波郷観―
あとがき
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

るい

2
本格的な評論文。今回は、芭蕉について読みたかったため、芭蕉のところだけ読んだ。他の作家についても、じっくり読みたい。2018/08/10

石川さん

0
「俳句史の入門書かな?」と題名を見て図書館で予約。で受け取ってみると…。「本格的な評論っ、これは無理っ!」とすぐ返却しようとしましたが、これも何かの縁と思い直しチャレンジ。「難しい…」現代俳句が、というか俳句そのものが分かっていない私には1%理解できたかどうか。俳人たちが俳句を文学とらえて各々理論を構築しながら全力で向き合ってきたのだけはかろうじて分かりました(もっと風流サロン的なものかと思ってた)。「姿先情後」とか常識なんだろうなあ。俳人達に評価の高い芭蕉の「この秋は何で年よる雲に鳥」も知らなかった。2016/02/14

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