内容説明
通勤通学などで身近な鉄道は、私たちの日常に欠かせないもの。ひと口に鉄道員といっても仕事は幅広く、今では男女も関係ありません。列車運行にたずさわる運転士や車掌、駅係員だけでなく、総合職や線路の保守点検にたずさわる保線係など、さまざまな職種があります。知っているようで知らないことも多い鉄道の世界。さまざまな鉄道員の姿を紹介します。
目次
1章 ドキュメント鉄道の現場から(JRの新幹線運転士―藤田亮さん(JR西日本)
首都圏私鉄の車掌―新井理晃さん(小田急電鉄)
駅長と運転指令長―森山哲也さん(一畑電車))
2章 鉄道員の世界(鉄道員とは;鉄道の歴史と特徴;鉄道員の仕事;鉄道員の生活と収入;鉄道員の将来)
3章 なるにはコース(適性と心構え;鉄道員の採用試験;就職の実際;鉄道員の養成機関)
著者等紹介
土屋武之[ツチヤタケユキ]
1965年、大阪府豊中市生まれ。大阪大学では演劇学を専攻し劇作家・評論家の山崎正和氏に師事。出版社勤務を経て1997年にフリーライターとして独立。2004年頃から鉄道を専門とするようになり、社会派鉄道雑誌『鉄道ジャーナル』のメイン記事を毎号担当するなど、社会の公器としての鉄道を幅広く見つめ続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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