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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゐ氏/きたの
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「カミになる王」垂加神道が天皇、アマテラスを一番上に据えて自身がそれに仕えることに励む考えが生まれたのかという話がとても興味深かった。個人意識の高揚とともに共同体からはみでた個人の拠り所として「日本」、その頂点として天皇家が挙げられたというのがすごく面白い。個人意識の高揚というのが闇斎の時代からみずみずしく萌芽していたその要因が気になった。「聖人可学」について、仁斎は聖人になろうとする朱子学の方法は否定していないという意味でやっぱり中世的儒教を抜けきれてないと考えた。2017/02/24
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