内容説明
“どうして日本人は理屈が嫌いなのか?”“日本人は大きな子供?”“人間は泡のような存在か、絶対的存在か?”“世界には「日本」と「非日本」がある?”“なぜ日本でキリスト教は普及しなかったか?”等々、価値観の違いから説く日本人論。
目次
第1部 生命本位と理性主義(フィナテリ神父の驚き;子供と日本人;価値の上下を分けるライン;ラインを引く基準―生命と理性;動物は生きているのか?;脳死は人の死か? ほか)
第2部 二つの価値観の行方(ビリかトップか;アニマルライツと動物裁判;青年から老成へ)
著者等紹介
立花均[タチバナヒトシ]
昭和27年(1952)福岡市に生まれる。昭和50年九州大学工学部生産機械工学科卒業。昭和58年同大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学(教育哲学)。現在、久留米工業大学教授。専攻―日本思想史学、教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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