内容説明
江戸から明治へと移り変わる激動の時代に、日本絵画の伝統を受け継ぎ、その革新に苦闘した画家たちの生涯を活写する。
目次
空飛ぶ絵師の眼―〓(けい)斎・北斎・貞秀
菊池容斎―雅俗を越えて
柴田是真―漆中筆あり
五姓田芳柳・義松親子の見果てぬ夢
月岡芳年―幻想の中の「江戸」へ
清親の見た「文明開化」
渡辺豊次郎/豊洲―「画家」になれなかった「絵師」
幕末・明治の花鳥画と「日本画」の形成
著者等紹介
辻惟雄[ツジノブオ]
東京大学名誉教授、MIHO MUSEUM館長。専攻は日本美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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