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平田国学と近世社会

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  • サイズ A5判/ページ数 358p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784831511942
  • NDC分類 121.52
  • Cコード C3021

内容説明

江戸後期に活躍した平田篤胤の思想を宗教性に注目して内在的に把握し、さらにその展開を門人組織=気吹舎の実践が幕末社会ではたした役割から捉えかえし、思想史研究・社会史研究・宗教史研究の三つの視点と方法を有機的に結びつけた注目の成果。

目次

第1部 平田国学の編成と諸思想(平田篤胤の他界論再考―『霊能真柱』を中心に;国学の天体論と神代―服部中庸・平田篤胤による論とそれにかかわる論争を焦点として;国学における「神典」解釈と死後の世界―『日本書紀』一書の「顕幽」を焦点として;篤胤における“異界的なもの”の成立と展開―「幽冥界」の表象と各国の「古伝」の比較;日本社会における神と先祖―一九世紀の平田国学を一焦点として)
第2部 平田国学の宗教社会史(平田篤胤と吉田家―一九世紀の日本社会における平田国学と神職社会;気吹舎と白川家―幕末社会と宗教的復古運動・古川躬行を焦点として;平田国学と読書行為―相馬高玉家宛平田銕胤書簡にみる書籍の出版・流通)

著者等紹介

遠藤潤[エンドウジュン]
1967年、兵庫県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科宗教学宗教史学専攻博士課程単位取得退学。博士(宗教学)。日本学術振興会特別研究員、財団法人国際宗教研究所研究員などを経て、國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所助教・同機構伝統文化リサーチセンター助教(兼担)。専攻―宗教学・日本宗教史(近世・近代)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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