内容説明
映画は映画監督と俳優がいればできる、と思っていませんか?「もちろん脚本家や現場のスタッフ(映像技術者)もいるよ」正解ですが、まだまだ映画のまわりで働いている人がいます。この本では、企画を立てるプロデューサーをはじめ、総合芸術、映画を世に出すため、日夜奮闘している方々を紹介し、あわせてなり方にもふれていきます。
目次
1章 映画業界の成り立ち
2章 映画プロデューサーの世界
3章 映画の配給・宣伝の世界
4章 映画の興行の世界
5章 映画業界の仕事あれこれ
6章 なるにはコース
なるにはフローチャート プロデューサー・配給の仕事・興行の仕事
付録 おもな映像・映画関係の学校一覧
著者等紹介
木全公彦[キマタキミヒコ]
1959年愛知県生まれ。映画評論家・ライター・DVDコーディネーター
谷岡雅樹[タニオカマサキ]
1962年北海道生まれ。現在、文化庁芸術選奨“映画部門”推薦委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kouro-hou
23
内容としては就活生向けの映画業界紹介本である。しかし2006年の本なので本来の用途ではなく当時の映画業界、主に配給側の事情本として楽しい内容になってます。懐かしの「南極物語」プロデューサーの思い出話とか、「十三階段」のロケスケジュール表とか小規模配給ファイヤークラッカーの立ち上げ話とか就活生だけに読ませるのは勿体ないw 興行(劇場)の話はあまり無いのは残念。まだワーナーマイカルがイオンシネマに吸収される前のシネコン初期時代の話も読みたかった。現TOHO渋谷の渋東シネタワーの写真も懐かしい。2020/01/23
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- 和書
- ユリシーズ 〈12〉