内容説明
実業家にして文人たる著者が人間・歴史・自然にふれ、来し方・行く末に思いをめぐらし、縦横に語りつづるエッセイ集。
目次
第1章 故山景仰(元気にな~れ―理想は高く;小谷大治校長と阿倍川之義夫のことなど ほか)
第2章 母君の教え給いし歌(四、五歳前後に覚えた歌;青葉繁れる)
第3章 新槇の木通信(融合(フュージョン)について
一冊の本の重さ―重い、実に重い ほか)
虎口裏ニ坐ス―著者「あとがき」にかえて
著者等紹介
阿部英雄[アベヒデオ]
大正11年7月。静岡県沼津市生まれ。同地千本松原に家居あり、時々帰省した。明治大学文学部史学科卒。東洋史学専攻。少年時代、父より俳句の手ほどきを受け、昭和15~6年『ホトトギス』に投句、昭和21年より中村草田男先生に師事、『万緑』同人として今日に至る。昭和16年、故郷沼津にて病気療養中、書店にて『詩洋』『四季』を購読、投稿を試みる。『四季』は数回にて断念、購売のみ続けた。『四季』の戦後復刊(文学館など)後、購読、投稿を再開、採用される。『詩洋』は、前田鉄之助先生にお応え頂くところあり師事、お亡くなりになるまで指導を受けた。『東京四季』創刊以来同人として参加。『丁卯』にも創刊以来同人として参加、現在に至る。現在、(株)富士経済及びそのグループの情報産業の経営に携る。(財)日本出版クラブ顧問、事業委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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