内容説明
「競輪」のほかのスポーツとの最も大きな違いは、レースそのものがギャンブルだ、ということです。しかしそれが、他の競技に類を見ない、競技の公正さを生んでいます。だから、やる気さえあればチャンスをつかめるスポーツになっています。才能も体格も、努力や訓練でカバーできる個人競技。あなたも、バンクでの活躍を夢見ませんか。
目次
1章 ドキュメント 風を切って走れ!(結局、自転車がいちばん好きだったんです―神山雄一郎さん;五輪で「感動」がどういうものかを知りました―長塚智広さん;お客さんのお金を背負って走る責任を感じますね―成田和也さん)
2章 競輪の世界(競輪の歩み―KEIRINは日本で始まった国際スポーツ;競輪の競技方法とルール―レースはどのように行われるのか?;競輪選手の仕事―選手はどういう日常を過ごしているのか? ほか)
3章 なるにはコース(適性と心構え―一流になるための条件とは;競輪選手への道―まず、いま何をするべきなのか、考えよう;競輪学校の生活―伊豆の山奥にあるという… ほか)
著者等紹介
中野浩一[ナカノコウイチ]
1955年福岡県出身。高校時代は陸上のリレー選手としてインターハイ優勝。75年に競輪デビュー。17年間の選手生活中、世界選手権10連覇、獲得賞金13億円強などの輝かしい記録を残し、92年引退。現在は後進の指導、競輪の普及活動にあたるかたわら、スポーツコメンテーターとしても活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たろーたん
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2300人と競輪は日本で最もプロ選手が多い。給料が結構良く、1開催3~4レースに参加すれば最低でも20万近くは入る。一つのレースで約3万の出場手当てが出て、A級3班でも、初日、二日目、三日目と全て最下位でも1レース3万程度貰える。年間30回の開催に出れば、いい成績でなくとも役5~600万は稼げる。一位を続ければ、三日間で6~70万。目安として、A級一班1100万、二班900万、三班800万。S級なら1500万円は硬い。そんな競輪選手になるには、競輪学校の入学が必須で、その倍率は調べると5~10倍ぐらい。2022/07/06
最終バック九番手
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1章と2章は選手志望者だけじゃなく一般ファンにも参考になる…初版第1刷:2004年5月25日…本体1170円2009/04/19