はみだし学芸員のＮＹ（ニューヨーク）留学―美術館からの脱出

藤森 一好【著】

ぺりかん社（2002/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 218p／高さ 19cm
• 商品コード 9784831510334
• NDC分類 706.9
• Cコード C1070

内容説明

美術館学芸員の職をなげうって、「美術館を楽しくする方法」を求めて、ニューヨークに渡り、再び「学生生活」を始めた著者の留学奮闘記。

目次

アメリカの美術館とは？
日本篇　留学への道（何かがおかしい；閉塞感のなかで；脱出しなくては）
アメリカ篇　留学して後（クリエイティビティーの世界；マイペースに生きる；アートが生きる街；まじめな人々；日本見直しの視点）

著者等紹介

藤森一好［フジモリカズヨシ］
１９７０年千葉県生まれ。慶応義塾大学大学院修士課程修了。美術館学芸員を経て、２０００年よりニューヨーク大学の大学院で、アーツ・アドミニストレーションを専攻。ニューヨーク近代美術館（ＭｏＭＡ）のリテール部門でインターンを経験し、ミュージアム・ストアなどに注目したユニークな研究を進行中。専門は美術館運営学、美学、西洋美術史
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感想・レビュー

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[むちれお]

日本の美術館を批判するくだりは大変面白いね。美術展を新聞社が主催するのは確かに前々から良くは思ってなかったな。悪い批評は載せないだろうからね。これでは美術界が育たないと思うよ。後半はアメリカの教育システムに終始していたけど、とても興味深かった。

2015/01/19

[足あとは梅のはな]

なかなか聞く機会の少ないキュレーターの話で面白かったが、定価2000円は高すぎる気が…。