内容説明
国外からの脅威に備え、災害などの緊急時にも出動し、さらに、国際平和にも寄与する自衛隊。地球上に、紛争、内乱、自然災害に苦しむ人たちが大勢いる現在、自衛官の活躍の場は、着実に国内外に広がっている。自分を鍛え、技術を磨き、世のため、人のためになる仕事がしたい！そう考える、志と情熱のある若者に本書を贈る。
目次
１章 ドキュメント 平和を守る現場から（仲間を信頼し、体と頭と心を使ってやりとげる；一生懸命な人が好き。婦人自衛官の活躍の秘訣；自衛官であるかぎり、人のためになりたい）
２章 二一世紀の自衛隊（自衛隊の役割―さまざまな分野で、防衛力を有効に発揮；自衛隊の組織―陸・海・空それぞれの防衛力の特性を生かす；陸上自衛隊―敵の侵攻を抑止し、国を守る、その仕事と職種；日本に六〇人のスペシャリスト ほか）
３章 なるにはコース（適性と心構え―君は、はたして自衛官に向いているか？；入隊の全ルート―個人の希望や能力に応じて、選べるコース設定が魅力；防衛大学校―将来の指揮官を養成する教育訓練の場 ほか）
著者等紹介
山中伊知郎［ヤマナカイチロウ］
１９５４年、東京都文京区に生まれる。１９７８年早稲田大学法学部卒業。テレビドラマの脚本やバラエティ番組の構成などを手がけた後、「週刊プレイボーイ」「週刊アサヒ芸能」などでコラムを連載
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつてつ
0
自衛隊員の中に、正隊員と契約隊員があるのを初めて知りました、どうも理由が予算不足のようですね。国防費が減っている（GDPの足かせがある）のは知っていましたが・・・予備自衛官などのシステムとは違った意味で考えなくてはならない事です。震災後2年の課題があまりにも多い、今、原子力のゴミ処理についてテレビでやってます、100万年後の責任なんて誰にも取れないのに、大丈夫だと言ってしまう原電の方、この無責任さはなんでしょう！頑張ってる人がいる裏に・・・（泣）2013/06/20
かおりんご
0
自衛隊の仕事や部隊について、就職できるルートなど事細かに書かれていて、わかりやすい。ただ、一般人にはよくわからない名称が多いので、もっとわかりやすい表現や注釈があればいいなと思った。自衛隊の基本的なことが、わかる本。2010/11/21
-
- 和書
- 竜を駆る種族 早川文庫
