内容説明
今までにないものを心に思い浮かべる「想像力」と新しいものをつくり出す「創造力」。美術家は、このふたつの「そうぞう」を目に見えるかたちで実現させる冒険家です。美術とは?表現とは?芸術の行き着く先は?永遠の課題を模索し続ける美術家の世界をのぞいてみましょう。創作活動の魅力と現実が分かっていただけるはずです。
目次
1章 ドキュメント・新たな美術表現をめざして(完成された作品より制作過程そのものを楽しみたい(川俣正さん・現代美術家)
絵を描く自己満足におぼれず「考える絵画」をめざして(福田美蘭さん・画家)
「鉄」にこだわり続けて新しい彫刻の道を開拓(青木野枝さん・彫刻家) ほか)
2章 美術家の世界(美術とは、美術家とは―美術とはなにか、美術家とはなにをする人か;美術の歴史―美術はいつ、どこではじまったのか;多様化する現代美術―現代美術とはなにかどのように変化していくのか ほか)
3章 なるにはコース(適性と心構え―美術が好きで個性と意志が強い人;美術家への道―どこに目標をおきいかにチャンスをつかむか)
著者等紹介
村田真[ムラタマコト]
1954年東京都生まれ。東京造形大学絵画専攻卒業。ぴあ編集部を経て、フリーランス美術ジャーナリスト。東京芸術大学非常勤講師。『ぴあ』『アエラ』『美術手帖』などに寄稿するほか、『週刊美術館』(小学館)の「フェルメール」「ボッティチェリ」「レンブラント」などの巻を執筆
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