内容説明
スタイリストの活躍分野は、雑誌、CM、ファッションショー、テレビ、映画など。タレントや政治家のイメージ作りでも大きな役割を果たしている。いずれにしても、洋服や小物などを“感覚的に”組み合わせる仕事。これが絶対に正しいという回答はない。答えは時代が握っている。時代の際を歩き続けられる人だけがスタイリストでいられるのだ。“おしゃれ”を仕事にする方法を教える。
目次
1章 ドキュメント ファッションに生きる(スタイリスト第一号、時代の際を歩き続ける;感覚エキスプレス、トップをめざして;宇都宮発・東京着―正統派スタイリストへの道 ほか)
2章 スタイリストの世界(スタイリストの時代―あらゆるメディアを通して、社会をイメージ的に再構築;感覚的ファッション史―戦後から1960年代を中心に;スタイリストの仕事―スタイリングとは、「虚構のなかで日常をつくる」こと ほか)
3章 なるにはコース(適性―ファッションが好き、それだけではできない;学校選びから独立まで―学校の特徴を知って慎重に選ぼう)