目次
能と狂言の時代(加藤周一)
禅と五山文学(玉村竹二)
義堂周信(寺田透)
「槐安国語」を読みて―「著語」文学の将来などにつきて(鈴木大拙)
杜甫と禅(朝倉尚)
幽玄論―特に能における(久松真一)
禅語つれづれ(入矢義高)
寒山詩(西谷啓治)
越後獅子講話(柴山全慶)
止観的美意識の生成(三崎義泉)
禅と英文学―俳句をどうよむか(ブライス)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei
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大拙の『槐安国語を読みて』が一番の目当てだったが、、、難しい。。そして漢詩がちゃんと読めない自分がつくづく恥ずかしくなる。。漢文ちゃんと勉強しよう、、、。久松真一の『幽玄論』や柴山全慶『越後獅子講話』など、素晴らしい語り。西谷啓ニや入矢義高の読み応えがある論もとても面白かった。2012/09/22
こんがら童子
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この本に掲載されている論文は、今回あまり関心を引くものがなかった。むしろ禅という観点に偏りすぎた文学分析を行っている感を受けたくらいだった。禅の影響は大きいだろうが、しかしそれが全てではないはずだ。でも全てであるかのような論調に、どうも気持ちが入らない。2010/02/21
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