怨霊と修験の説話

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784831507501
  • NDC分類 913.37
  • Cコード C1091

内容説明

『北野天神縁起』が伝える左大臣藤原時平の最期の場面は、浄蔵と菅霊の対決に終始している。右大臣菅原道真を追放し、政治的手腕を発揮していた時平にしては、存在感が希薄である。浄蔵に責められた菅霊は、時平の左右の耳から青竜の姿を現じ、時平を見舞った三善清行に、浄蔵の加持をやめさせるように命ずる。そして浄蔵が夕暮れに及んで退出すると、時平は歿したと伝えている。清行は平安初期の学者・文人として、道真とは対立関係にあった。浄蔵は清行の八男で、父清行を一条戻橋で蘇生させたとも伝えられている。縁起本文は、時平病悩に際し、浄蔵が加持に召された理由として、顕密修学のみならず、悉曇・文章・管絃・天文・易道・卜筮・占相・教化・験徳・医道その他、あらゆる面で群を抜いていたことをあげている。浄蔵伝を中心に、浄蔵の説話からいくつかのテーマをとりあげ、まとめた。

目次

菅公怨霊説話成立の背景
日蔵上人の説話
松尾明神の説話
治病の説話
蘇生説話
浄蔵と晴明伝承
『地蔵菩薩霊験記』の浄蔵説話
浄蔵止住の寺
泣不動の説話の成立と展開
文殊化現の説話
飛鉢説話の基盤

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