内容説明
現在の古美術・骨董業界、特にインターネット販売では、詐欺ないしは詐欺すれすれの売り方が多く、買った人が幸せになることは少ないと思われる。ただ、こうした風潮は古美術・骨董業界には昔からあったともいえるもので、この業界には特有の世界観、価値観がある。本書ではこれから古美術品、骨董品の売買をはじめる方に気をつけてほしいポイントを解説した。
目次
第1部 本当は怖い古美術・骨董品売買の裏側(古美術・骨董業界の舞台裏と古美術・骨董品の勉強法;古美術・骨董品をめぐる数々の事件;古美術・骨董品の定義;怖い売値と買取値段の差;骨董は欲が出るから失敗する。怖いのは「自分」だ ほか)
第2部 究極の陶磁器鑑定入門(さまざまな形、特徴を見る習慣をつける;唐三彩の鑑定;カセによる鑑定;韓国・朝鮮陶磁器の鑑定;信楽の鑑定 ほか)
付録 日本文化の中の「侘び・寂び」
著者等紹介
細矢隆男[ホソヤタカオ]
東京生まれ。高校在学中、刀剣鑑定の勉強を始める。早稲田大学へ進学後、刀剣のほか絵画・仏教美術・陶磁器・西洋アンティークなど多方面の古美術の研究を始め、世界的な文化・美術の交流に強い関心をもつ。出版社に入社後も研究を継続。以後2社の社長を歴任。平成2年、古美術の露天商、続いて東京・青山にて古美術店を経営、さらに「日本骨董学院」を設立。この経験がプロ希望者への適切なアドバイスにつながっている。以後学院経営に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カルシュ
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Kazuo Ebihara
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