内容説明
素手の喧嘩で負け知らず、「ステゴロのシゲ」として高校生時代から四国・松山の顔役に目をかけられたのが、後の柳川組組長・柳川重男。東大を狙えると言われたほどの秀才が任侠の道に足を踏み入れ、懲役10年。日本有数の観光地・道後温泉を控えた四国一の大都市を巡る縄張り争いが激化。松山の裏社会を牛耳ろうとする勢力が、最も目障りな男・柳川を標的に…。朝に咲き夕べに散る木槿の花―その儚い宿命を背負った男の知られざる生き様に迫る。
目次
序章 木槿の花の宿命
第1章 柳川流ケンカ哲学
第2章 新宿ステゴロ伝説
第3章 灼熱の生涯
著者等紹介
山平重樹[ヤマダイラシゲキ]
1953年山形県生まれ。法政大学卒業後フリーライターとして活躍。「ヤクザに学ぶ」シリーズがベストセラーになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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