出版社内容情報
フランス絶対王政の「大いなる閉じ込め」はパリや地方都市に開設したオピタル・ジェネラルに物乞い貧民を収容し労働不能貧民には救済を、労働可能貧民には仕事を与えて怠惰の矯正を図るが、時を経るに従い王政の政策意図から乖離して、そこは社会が厄介視する人々の隔離施設に変貌した。本書は絶対王政の貧民政策の歴史を民衆史の観点から考察。
【目次】
序 章 リヨンの総施し会とパリの大貧民局
第1章 オピタル・ジェネラル創設の背景
第2章 パリのオピタル・ジェネラル?
─ビセートル館─
第3章 パリのオピタル・ジェネラル?
─サルペトリエール館─
第4章 一六六二年王令と地方都市におけるオピタル・ジェネラルの開設
第5章 一七二四年王令と乞食・流民の処遇
第6章 乞食収容所の開設



