内容説明
自然環境とそれに係る産業法を網羅した入門書!CBD‐COP15(昆明・モントリオール生物多様性枠組み採択)や生物多様性増進活動促進法制定、TNFD(自然関連財務情報開示)等の動きが目まぐるしい。第1版(2018年刊)で掲げた「環境法は産業法の裏返し」というフレーズは、現実のものとなっている。産業法(漁業・農業・林業)や自然エネルギーも取り上げ、幅広い領域を網羅しアップデートした入門書、第2版。
目次
第1章 自然環境政策の目標と基本的な考え方
第2章 自然環境法の目標と基本的な考え方
第3章 環境規制の法的アプローチと規制の仕組み―環境影響評価法
第4章 自然保護のための訴訟(1)
第5章 自然保護のための訴訟(2)
第6章 公害対策基本法から環境基本法へ
第7章 生物多様性条約および生物多様性基本法
第8章 生物多様性の主流化の広がり
第9章 種の保存・保全・防除に関する法律(1)
第10章 種の保存・保全・防除に関する法律(2)
第11章 自然公園法および自然景観
第12章 自然再生推進法および関係法令
第13章 水系管理に関する法律―河川、湖、海、海岸など
第14章 漁業に関する法律
第15章 森林と山に関する法律
第16章 土地利用に関する法律
第17章 農業に関する法律
第18章 再生可能エネルギーとESGに関する法律
第19章 動物愛護管理および動物福祉に関する法律
著者等紹介
神山智美[コウヤマサトミ]
博士(法学)2021年明治学院大学。大学卒業後、企業勤務を経て大学院に進学。2023年01月~現在に至る。富山大学経済学部教授。専攻、環境法学・行政法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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