内容説明
「行動は心の表現」であり、情動、感情、意識を起因として現れ、習慣によって形成される。その習慣化された一連の行動を「行動特性」という。本書は、行動特性を心理学・脳科学・現象学から分析して総合的に研究する。
目次
第1部 心と行動(心の顕れ方と心の測定 類型論と特性論;行動と性格 パーソナリティの一貫性と持続性)
第2部 行動特性(行動の種類 意識的な行動と無意識的な自動行動;行動の起因 情動、感情、意識、認識;行動の形成 習慣化;行動特性の測定 心理テスト;行動特性の発揮 能力(コンピテンシー))
第3部 行動特性の活用―行動特性による能力(コンピテンシー)向上の事例(行動特性の活用事例1:グローバル・コンピテンシーの向上;行動特性の活用事例2:セールス・コンピテンシーの向上;行動特性の活用事例3:コミュニケーション力の向上研修、リーダーシップ研修;思考の行動化 生の充実)
著者等紹介
星洋[ホシヒロシ]
北海道大学哲学科。Western Michigan University(MA)。行動特性研究所創設。行動特性の研究及び行動特性診断テストやJAOS留学アセスメントテストを開発し大学や企業で能力開発を講義(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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