内容説明
本書は、国際貿易論と国際金融論の重要なトピックスを読者の直感的な理解を促すよう平易な表現を用いて解説している入門書である。世界経済の変動を20世紀初頭から振り返り現代の自由貿易体制の重要性を解説し、そして貿易や為替レートの伝統的理論から新・新貿易理論、資本や労働移動など新しいトッピクスも幅広く扱っている。
目次
第1章 グローバル経済における国際貿易
第2章 国際貿易と技術:リカードモデル
第3章 国際貿易と生産要素賦存:H‐O(ヘクシャー・オリーン)モデル
第4章 国際的な生産要素の移動
第5章 新貿易理論と「新」新貿易理論
第6章 貿易政策
第7章 国際通貨制度と国際収支統計
第8章 オープンマクロと経済政策の効果
第9章 外国為替市場と外国為替相場決定
第10章 外国為替相場の経済への影響
著者等紹介
井尻直彦[イジリナオヒコ]
日本大学経済学部教授。公益財団法人重田教育財団・理事、NPO法人貿易障壁研究所(RIIT:リット、https://riit.or.jp/)所長。博士(商学)(関西学院大学大学院商学研究科)
羽田翔[ハネダショウ]
日本大学法学部准教授。日本大学大学院総合社会情報研究科博士後期課程修了。博士(総合社会文化)(日本大学大学院総合社会情報研究科)
前野高章[マエノタカアキ]
日本大学通信教育部教授、日本大学大学院総合社会情報研究科教授。日本大学大学院経済学研究科博士後期課程満期退学。博士(経済学)(中央大学大学院経済学研究科)
陸亦群[リクユウグン]
日本大学経済学部教授、日本大学大学院総合社会情報研究科教授。日本大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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