内容説明
「パーパス(存在意義)」を追求し「幸せ」の量産を目指した日本企業の歴史は、SDGs時代を生き抜く実践知の宝庫。
目次
社会から選ばれる企業とは
第1部 理念経営の実践(伊庭貞剛―「自利利他公私一如」の事業精神;鈴木馬左也―「以徳招利」の経営)
第2部 経済と道徳の融合(岡田良一郎―経済と道徳の両立を目指して;金原明善―ソーシャルビジネスの先駆者;ウィリアム・メレル・ヴォーリーズ―スチュワードシップに基づくソーシャルビジネスの実践)
第3部 ナレッジを活用した戦略的価値創造(高峰譲吉―研究とビジネスの二兎を追う両利き経営の先駆者;豊田佐吉―「ニンベンのついた自動化」を目指して;鈴木道雄―社会の変化からオポチュニチティを掴む経営構想力)
第4部 無形資産を通じた価値創造(大原孫三郎―労働理想主義の実践;波多野鶴吉―人財マネジメントを通じた価値創造)
第5部 レジリエントな社会を築く(矢野恒太―相互主義による生命保険事業の確立;各務鎌吉―リスクマネジメントを通じた社会課題の解決)
著者等紹介
長谷川直哉[ハセガワナオヤ]
法政大学人間環境学部および同大学院公共政策研究科教授。博士(経営学)。早稲田大学大学院法学研究科修士課程、横浜国立大学大学院国際社会科学研究科博士後期課程修了。安田火災海上保険(株)(現・損害保険ジャパン)、(公財)国際金融情報センター、安田火災グローバル投信投資顧問(株)(現・SOMPOセットマネジメント)などの勤務を経て、2006年国立大学法人山梨大学准教授、2011年より現職。専門は責任投資、サステナビリティ経営、ビジネスヒストリーなど。サッポロホールディングス(株)サステナビリティ・シニアアドバイザー、岡部(株)社外取締役、環境経営学会副会長、日本不動産鑑定士協会連合会有識者会議委員などを歴任。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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