内容説明
事業承継には制約が多すぎる。それが問題だ。事業承継は近年、わが国中小企業の最大の課題と言われる。本書は二千社を超える中小企業と関わってきた著者が、規模の制約性から理論的・実証的な接近を試み、規模が小さいからこそ抱える事業承継の悩みや解決の方策について、中小企業経営の現実に即した考察・提言を行っている。研究者のみならず、中小企業の事業承継に関わる全てのステークホルダー必携の一冊。
目次
第1部 日本の中小企業の事業承継に関する政策展開(事業承継が問題とされる背景;中小企業白書に見る中小企業の事業承継;中小企業の事業承継の円滑化に向けた政策対応;小括)
第2部 中小企業の事業承継に関する研究(中小企業の経営における規模の制約性の問題;ファミリー中小企業の事業承継;中小企業の事業承継に関する研究;小括)
第3部 事例研究(分析のフレームワーク;事例の紹介;総合考察)
付録 半構造化面接調査のための質問票
著者等紹介
堀越昌和[ホリコシマサカズ]
1969年生。群馬県出身。中小企業金融公庫などを経て、福山平成大学経営学部准教授、博士(経営学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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