出版社内容情報
自然環境に関する法律とそれに係る産業法(農業、漁業、林業など)を取り上げ、偏りなく幅広い領域を網羅した入門書である。「環境法が環境法たるゆえんは、自然環境が関わるからである」。人間と人間の関係の問題のみではなく、そこに自然というものが介在するが故に、他の行政法領域とは異なる要素を含んでいる。さらに「環境法は産業法(企業法含む)の裏返しである」と本書は考える。そのため、産業法(漁業・農業・林業など)をも取り上げ、幅広い領域を網羅した入門書である。
第1章 自然環境政策の目標と基本的な考え方
第2章 自然環境法の目標と基本的な考え方
第3章 環境規制の法的アプローチと規制の仕組み―環境影響評価法
第4章 自然保護のための訴訟(1)―環境権・自然の権利訴訟
第5章 自然保護のための訴訟(2)―行政訴訟・民事訴訟
第6章 公害対策基本法から環境基本法へ
第7章 生物多様性条約および生物多様性基本法
第8章 生物多様性基本法の広がり
第9章 種の保存・保全・防除に関する法律(1)―鳥獣保護管理法・文化財保護法
第10章 種の保存・保全・防除に関する法律(2)―種の保存法・外来生物法
第11章 自然公園法および関係法令
第12章 自然再生推進法および関係法令
第13章 水系管理に関する法律―河川、湖、海、海岸など
第14章 森林管理に関する法律
第15章 山に関する法律
第16章 土地利用に関する法律
第17章 農業に関する法律
第18章 漁業に関する法律
第19章 自然景観に関する法律
第20章 気候変動対策、SDGsおよびESGに関する法律
第21章 動物愛護管理に関する法律
神山 智美[コウヤマ サトミ]
著・文・その他
内容説明
「環境法が環境法たるゆえんは、自然環境が関わるからである」。人間と人間の関係の問題のみではなく、そこに自然というものが介在するが故に、他の行政法領域とは異なる要素を含んでいる。さらに「環境法は産業法(企業法含む)の裏返しである」と本書は考える。そのため、産業法(漁業・農業・林業など)をも取り上げ、幅広い領域を網羅した入門書。
目次
自然環境政策の目標と基本的な考え方
自然環境法の目標と基本的な考え方
環境規制の法的アプローチと規制の仕組み―環境影響評価法
自然保護のための訴訟
公害対策基本法から環境基本法へ
生物多様性条約および生物多様性基本法
生物多様性基本法の広がり
種の保存・保全・防除に関する法律
自然公園法および関係法令
自然再生推進法および関係法令
水系管理に関する法律―河川、湖、海、海岸など
森林管理に関する法律
山に関する法律
土地利用に関する法律
農業に関する法律
漁業に関する法律
自然景観に関する法律
気候変動対策、SDGsおよびESGに関する法律
動物愛護管理に関する法律
著者等紹介
神山智美[コウヤマサトミ]
大学卒業後、企業勤務を経て大学院に進学。2012年09月名古屋大学大学院環境学研究科博士課程満了。2011年04月~2014年03月九州国際大学法学部准教授。2015年04月~現在、富山大学経済学部准教授。専攻、環境法学・行政法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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