出版社内容情報
米国と日本、両国の冷戦期とポスト冷戦期における実証分析の結果を提示。冷戦期の防衛支出をめぐる研究を未来へと引き継ぐ書。防衛支出は経済にどのような影響を及ぼすのか。冷戦が終結し、対テロ戦争の時代を迎えた米国と、いまだ冷戦構造を残す東アジアで安全保障を取り巻く環境が激変する日本。両国の冷戦期とポスト冷戦期におけるマクロ経済データを用いた豊富な実証分析の結果が示される。冷戦期における先人たちの防衛支出をめぐる研究を未来へと引き継ぐ書。
第1章 社会的厚生最大化モデルを用いた日米防衛支出需要関数の推定
第2章 冷戦期およびポスト冷戦期における社会的厚生最大化モデルを用いた日米防衛支出需要関数の推定
第2章補論 プレディクター・モデルを用いたポスト冷戦期における米国防衛支出需要関数の推定
第3章 日米における政府支出の民間消費代替性・補完性に関する防衛経済学的考察
第4章 日米における防衛支出の民間投資クラウディング・アウト効果の実証分析
―四半期データを用いた冷戦期とポスト冷戦期の比較研究―
第5章 日米における防衛部門経済産出高とマクロ経済成長
―Feder-Ramモデルの推定とその改善―
第6章 米国における防衛部門経済の外部効果
―四半期データを用いた冷戦期とポスト冷戦期の比較研究―
第6章補論 米国における防衛部門経済と経済成長
―四半期データを用いた単純傾斜アプローチからの冷戦期とポスト冷戦期の比較研究―
第7章 日本における防衛部門経済の外部効果
―四半期データを用いた冷戦期とポスト冷戦期の比較研究―
第7章補論 日本における防衛部門経済と経済成長
―四半期データを用いた単純傾斜アプローチからの冷戦期とポスト冷戦期の比較研究―
安藤 潤[アンドウ ジュン]
著・文・その他
内容説明
防衛支出は経済にどのような影響を及ぼすのか。冷戦が終結し、対テロ戦争の時代を迎えた米国と、いまだ冷戦構造を残す東アジアで安全保障を取り巻く環境が激変する日本。両国の冷戦期とポスト冷戦期におけるマクロ経済データを用いた豊富な実証分析の結果が示される。冷戦期における先人たちの防衛支出をめぐる研究を未来へと引き継ぐ書。
目次
第1章 社会的厚生最大化モデルを用いた日米防衛支出需要関数の推定
第2章 冷戦期およびポスト冷戦期における社会的厚生最大化モデルを用いた日米防衛支出需要関数の推定
第2章補論 プレディクター・モデルを用いたポスト冷戦期における米国防衛支出需要関数の推定
第3章 日米における政府支出の民間消費代替性・補完性に関する防衛経済学的考察
第4章 日米における防衛支出の民間投資クラウディング・アウト効果の実証分析―四半期データを用いた冷戦期とポスト冷戦期の比較研究
第5章 日米における防衛部門経済産出高とマクロ経済成長―Feder‐Ramモデルの推定とその改善
第6章 米国における防衛部門経済の外部効果―四半期データを用いた冷戦期とポスト冷戦期の比較研究
第6章補論 米国における防衛部門経済と経済成長―四半期データを用いた単純傾斜アプローチからの冷戦期とポスト冷戦期の比較研究
第7章 日本における防衛部門経済の外部効果―四半期データを用いた冷戦期とポスト冷戦期の比較研究
第7章補論 日本における防衛部門経済と経済成長―四半期データを用いた単純傾斜アプローチからの冷戦期とポスト冷戦期の比較研究
著者等紹介
安藤潤[アンドウジュン]
1968年大阪府生まれ。1988年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。2000年早稲田大学大学院経済学研究科応用経済学専攻経済政策専修博士後期課程単位取得満期退学。財団法人国際通信経済研究所嘱託研究員、ハインリッヒ・ハイネ大学デュッセルドルフ客員研究員、コーネル大学客員研究員などを経て、新潟国際情報大学国際学部准教授。専門は経済政策、防衛経済学、家計経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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