内容説明
本書は、今流行の多国籍企業に関する「経営戦略」の書物ではない。もっと古典的で伝統的で本質的な問題、すなわち、すでに存在する多国籍企業の「組職」、そして「配置と調整」の問題が最初の出発点である。自身の持つ経営資源を活用し、各々の機能をどう活かすのかといった真相を今日的視点から改めて掘り下げて問うために、経営機能の領域別に各分野の専門家が結集した、これまでにない「経営管理スタイル」に関する書物である。
目次
第1章 全般管理
第2章 研究開発管理
第3章 マーケティング管理
第4章 ブランド管理
第5章 ロジスティクス管理
第6章 人的資源管理・人材開発
第7章 ITマネジメント―新しいトレンド:「クラウド」と「ビッグデータ」
第8章 組織構造
第9章 組織文化
第10章 中国民営上場企業におけるコーポレート・ガバナンス―プリンシパル・エージェンシー理論を踏まえて
第11章 インドIT企業にみる経営管理―「IT‐BPM」と「HCL社の事例」
著者等紹介
藤澤武史[フジサワタケシ]
関西学院大学商学部教授。商学博士。日本貿易学会会長。国際ビジネス研究学会常任理事。多国籍企業研究学会理事。専攻:国際マーケティング論、多国籍企業論
伊田昌弘[イダマサヒロ]
阪南大学経営情報学部教授。多国籍企業研究学会副会長。国際ビジネス研究学会理事。日本国際経済学会幹事。専攻:多国籍企業論、eビジネス論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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