内容説明
メガFTA締結が今や世界の潮流となった。ドーハ・ラウンドの停滞によって、新たな通商ルールづくりの主役はWTOでなく、TPP、RCEP、日EU・FTA、日中韓FTA、TTIPなどのメガFTAである。本書は、メガFTA交渉と主要国のFTA戦略の現状と課題を検証し、今後の通商秩序を展望。FTA分析の最新版。
目次
第1部 メガFTAと新通商秩序:展望(メガFTA時代のWTO:その新たな役割;APECとFTAAP;メガFTA時代を先導するTPP;RCEPの意義と課題;TTIP(米EU・FTA)交渉の現状と展望
日本・EU経済連携協定(EPA)―新たな日 EU関係強化への歩みと展望
日中韓FTAの意義―再検討
ASEAN経済共同体とメガFTA)
第2部 主要国のFTA戦略:現状と課題(日本のFTA;米国のFTA;EU統合の深化・拡大とFTA戦略;ASEANの域外FTA;中国のFTA政策とTPP;新たな展開を見せる韓国のFTA)
著者等紹介
石川幸一[イシカワコウイチ]
1949年生まれ。東京外国語大学外国語学科卒業。ジェトロ国際経済課長、国際貿易投資研究所研究主幹等を経て、亜細亜大学アジア研究所所長・教授。国際貿易投資研究所客員研究員
馬田啓一[ウマダケイイチ]
1949年生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、杏林大学総合政策学部教授。国際貿易投資研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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