内容説明
『大鰐温泉もやし』『津軽鉄道ストーブ列車』『市民風車』。地域は未来に希望を持てるのか。自分ひとりだけの未来ではなく、そこに住む人々の未来に希望を持てるのか。本書は、まちづくり活動を基盤として地域の未来に希望を創出し持続可能な地域を創ることを目指している。地域活性化伝道師(内閣府)、地域力創造アドバイザー(総務省)を務める著者が、地域活性化の実践について物語る。活き活きとした実践事例が、必ずやあなたの心にも希望の灯を点す。
目次
第1章 新しい公共・公益と持続可能な地域社会
第2章 深浦の地域主体性―寄り添いと自立
第3章 市民風車をきっかけとした地域活性化
第4章 地方鉄道の危機をきっかけとした地域活性化―津軽鉄道の事例
第5章 町の財政危機をきっかけとした地域活性化―大鰐の事例
第6章 地域の自立に向けたプロセスと地域経営人材
著者等紹介
三上亨[ミカミトオル]
1979年弘前大学人文学部経済学科卒業。金融機関勤務を経て、2002年NPO法人グリーンエネルギー青森を設立事務局長に就任。2001年より2010年までNPO法人NPO推進青森会議常務理事を務める。2010年青森公立大学大学院で経営経済学博士取得。2011年より青森公立大学地域みらい学科講師。専門分野は、非営利組織経営、パートナーシップ、市民金融等。現在、市民自然エネルギー株式会社代表取締役、合同会社青森コミュニティビジネス研究所所長等務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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