内容説明
「我々は、自分の人生の意味を充実させようとする意味充実人である。」ことを前提に、人が組織に属するとは、人が組織をつくるとは、どういうことなのか、そして、人が自分の属する組織を認識できるのは、いつどのような状況においてなのか、を理論的に明らかにし、さらに、人が自分の属する組織を存続させるためにできることは何か、を問う。
目次
序章 本書の目的と構成
第1章 分析視角の違いを超えて
第2章 組織からの影響と部分人格
第3章 組織生成プロセスと部分人格
第4章 主観的組織から客観的組織へ―organizingとorganized
第5章 組織の硬直化とリフレーミング
第6章 変化の主体としての人間像の史的変遷―動機づけ理論再考
第7章 意味充実人モデルと変革への動機づけ
第8章 組織を変える人と人とのつながり
第9章 組織の一次変化と二次変化
結語 組織の中の人間ができることとできないこと
著者等紹介
寺澤朝子[テラザワアサコ]
1995年3月名古屋大学大学院経済学研究科博士後期課程満期退学。名古屋大学経済学部文部教官助手を経て、中部大学経営情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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