内容説明
人間や社会のあり方を根源的に問い、社会変遷の各時代での企業・行政府・NPO/NGO経営の課題とその改善・革新の方向性を示す。経営学史学会創立20周年記念出版。
目次
第1章 ドラッカーの生涯と思想形成―ドラッカー経営学の哲学的基盤(ドラッカーの生涯と業績の軌跡;若き日の衝撃―キルケゴールとの出会い;ドラッカー経営哲学の確立と展開)
第2章 マネジメントのパイオニア―産業社会発展への貢献(産業社会とドラッカー;戦後日本の経済発展とドラッカーのマネジメント;日本における産業社会・企業時代のドラッカーの変容;なぜドラッカーはマネジメントを生み出したのか?)
第3章 マネジメント(論)の成熟化―知識活用とグローバル化を中心として(マネジメント・パフォーマンスの時代へ;労働者と仕事の質的変貌;知識経済における生産性;年金基金社会主義)
第4章 多元的組織社会と二一世紀の経営課題―ドラッカー経営学の意義と展望(多元的組織社会の進展;二一世紀の課題;多元的組織社会の未来)