内容説明
本書は、「高品質・高付加価値製品」を生み出すことで比較優位性を持つドイツ的生産モデルを支えてきた制度的支柱。とくに資本市場、共同決定そして企業統治(コーポレート・ガバナンス)が1990年代以降、グローバル化の進展下でどのように変化を遂げているのかを実証的に解明し、ライン型資本主義の将来を展望している。
目次
1 序章
2 ドイツ大企業の投資行動
3 資本市場が投資行動に及ぼす影響
4 投資行動に及ぼす共同決定の影響
5 事例研究:シーメンス社とフェーバ社
6 結章
著者等紹介
風間信隆[カザマノブタカ]
1951年生まれ、1979年明治大学大学院商学研究科博士後期課程修了、博士(商学)、現在明治大学商学部教授
松田健[マツダタケシ]
1969年生まれ、2004年明治大学大学院商学研究科博士後期課程修了、博士(商学)、現在駒澤大学経済学部准教授
清水一之[シミズカズユキ]
1971年生まれ、2007年明治大学大学院商学研究科博士後期課程修了、博士(商学)、現在明治大学商学部兼任講師、明治大学研究・知財戦略機構研究推進員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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