出版社内容情報
市民社会と企業が調和できる社会システムを確立するためにコーポレート・ガバナンスに焦点をあてて、21世紀の企業像を明らかにしている。企業経営の基礎となりつつある世界標準コーポレート・ガバナンス原則、企業不祥事や企業倫理などの現代における企業経営を取り巻く諸課題を取り上げ、理論的かつ実証的に詳細な分析をしている。
内容説明
本書は、市民社会と企業が調和できる社会システムを確立するためにコーポレート・ガバナンスに焦点をあてて、21世紀の企業像を明らかにする。企業経営の基礎となりつつある世界標準コーポレート・ガバナンス原則、企業不祥事や企業倫理などの現代における企業経営を取り巻く諸課題を取り上げ、理論的かつ実証的に詳細な分析をした力作。
目次
第1部 世界標準コーポレート・ガバナンス原則(21世紀におけるコーポレート・ガバナンス原則の研究課題;世界標準コーポレート・ガバナンス原則の概念と誕生―国際会議のコーポレート・ガバナンスに関する合意と役割;新OECDコーポレート・ガバナンス原則―OECD原則‐2004‐の内容と役割;コーポレート・ガバナンス原則による企業経営)
第2部 地域と各国のコーポレート・ガバナンス(国際機関におけるコーポレート・ガバナンス問題への取組み―世界標準原則の構築へ向けて;コーポレート・ガバナンス原則の浸透と実践;アジアのコーポレート・ガバナンス―アジア・コーポレート・ガバナンス白書を中心として;発展途上国のコーポレート・ガバナンス―タイにおける企業の実践)
第3部 市民社会とコーポレート・ガバナンス(コーポレート・ガバナンスの歴史的問題と現代的課題;市民社会によるコーポレート・ガバナンス―利害関係者から市民社会へ;コーポレート・ガバナンスと社会システム;コーポレート・ガバナンス原則と市民社会―世界標準原則の成立条件と将来像;コーポレート・ガバナンス原則論の確立に向けて)
著者等紹介
小島大徳[コジマヒロトク]
1975年3月岐阜県関市に生まれる。2004年3月東洋大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。博士(経営学)。2004年4月神奈川大学経営学部専任講師。2006年4月神奈川大学経営学部准教授。専攻、経営学、企業統治(コーポレート・ガバナンス)論、経営戦略論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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