出版社内容情報
なぜ組織は不祥事に手を染めるのか? いかにしたらそれを防げるのか? 本書は、組織文化論、構造化理論を分析のツールに組織不祥事の発生メカニズムを明らかにし、経営実践への貢献を試みている。
内容説明
企業、病院、官公庁…。現在、あらゆる組織で不祥事が後を絶たない。不祥事は、社会や自然に不利益をもたらす古くて新しい由々しき問題である。なぜ組織は不祥事に手を染めるのか?いかにしたらそれを防げるのか?本書は、組織文化論、構造化理論を分析のツールに組織不祥事の発生メカニズムを明らかにし、経営実践への貢献を試みている。
目次
第1章 組織不祥事を紐解くための組織文化論モデルの構築の必要性―モデル構築に向けての準備的考察
第2章 組織不祥事を紐解くための組織文化論モデルの構築に向けた理論的考察(1)―既存の組織文化論2大アプローチの批判的検討
第3章 組織不祥事を紐解くための組織文化論モデルの構築に向けた理論的考察(2)―組織文化に対する構造化理論アプローチの構築とその有効性
第4章 組織不祥事を紐解く組織文化論モデルとしての構造化理論アプローチの提唱
第5章 実際の組織不祥事問題を組織文化に対する構造化理論アプローチで紐解く
第6章 組織文化に対する構造化理論アプローチの実践へのインプリケーション―組織不祥事への政策提言
著者等紹介
間嶋崇[マジマタカシ]
1974年埼玉県生まれ。1996年専修大学経営学部卒業。2002年専修大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得。2006年専修大学大学院より博士(経営学)学位取得。現在、広島国際大学医療福祉学部医療経営学科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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