内容説明
社会主義から資本主義へと大きく変貌したロシア。ソ連社会主義とは何だったのか?世界的大富豪を短期間に多数生み出したロシア資本主義とは何なのか?本書はこれらの問題を、ロシア企業の詳細な分析に基づいて検討している。ロシア企業の本質を明らかにすると同時に、ロシア経済社会の将来展望のために興味深い示唆を与えている。
目次
第1章 ソ連社会主義企業システムとその改革(ソ連社会主義企業システムの基本的特徴;1930年代型システム ほか)
第2章 ゴルバチョフ時代のソ連企業(ペレストロイカの経済政策と経済崩壊;「加速化」政策と企業 ほか)
第3章 エリツィン時代のロシア企業(急進的市場経済化政策と移行不況;財閥の形成と発展 ほか)
第4章 プーチン政権下のロシア企業(「ノーメンクラツーラ・マフィア資本主義」の企業システムの持続可能性;マクロ経済状況の好転 ほか)
著者等紹介
加藤志津子[カトウシズコ]
1955年島根県生まれ。1978年同志社大学文学部卒業。1980年同志社大学大学院文学研究科博士前期課程修了。1983年同志社大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。1989年明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。1988年日本学術振興会特別研究員(1990年まで)。1990年明治大学経営学部専任講師。1993年明治大学経営学部助教授。1998年明治大学経営学部教授。2006年経営学博士(明治大学)。明治大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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