内容説明
本書では、ドラッカーの所論を全体的に体系的に考察していくことにする。その際に、かつてドラッカーが、社会における企業の全体像を体系的に考察するために3重制度論(経済的・統治的・社会的な統合的制度論)を展開したこと、に注目していくことにする。
目次
社会と人間と経営と経営学
経営体一般(企業・政府・非企業非政府あるいは民間セクター・公共セクター・社会セクターの各種経営体)における事業的制度面
統治的制度面
社会的制度面
経済的制度面
経営体一般における革新
著者等紹介
河野大機[コウノダイキ]
1942年12月神奈川県小田原市に生まれる。1966年3月一橋大学商学部を卒業。1968年3月同大学院商学研究科修士課程を修了。1971年7月同博士課程を中退。1971年8月福島大学助教授(経済学部経営学科)に採用。1981年4月千葉大学助教授(法経学部経済学科)に配置換え。1987年12月千葉大学教授に昇任(89年に退職)。1989年4月多摩大学経営情報学部教授に採用(98年に退職)。1995年3月博士(経済学)東北大学。1998年4月東北大学教授(経済学部経営学科)に採用。1999年4月東北大学大学院教授(経済学研究科経営学専攻)。担当授業科目は経営管理論特論・経営原理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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