内容説明
高齢社会の最も深刻な課題の解決に向けて社会的期待の高まる介護ビジネスが、それに応えるために不可欠な経営姿勢のあり方を明確かつ具体的に提示する。介護サービスに対する評価制度の体系化、介護支援専門員における専門職倫理の自覚、そして介護ビジネスにおける企業倫理の内部制度化を通しての、公益性と営利性との統合の道を探る。
目次
第1章 高齢者保健福祉政策の推移と介護保険制度の導入
第2章 介護サービス供給主体の多様化と民間供給主体
第3章 介護サービスの質的向上
第4章 介護サービスの評価
第5章 介護ビジネスと企業倫理
第6章 介護ビジネスにおける専門職の倫理
第7章 企業倫理の制度化
著者等紹介
山口厚江[ヤマグチアツエ]
1978年3月日本大学歯学部附属歯科衛生専門学校卒業。1995年3月作新学院女子短期大学文科英文科卒業。1998年3月作新学院大学経営学部卒業。2005年3月作新学院大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。博士(経営学)。2005年4月作新学院大学講師。担当科目 作新学院大学経営学部:企業倫理論。作新学院大学総合政策学部:公共経済学、生活経済論。取得資格、歯科衛生士(1978年4月)。介護支援専門員(2004年3月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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