現代組織と制度―制度理論の展開

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 343p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784830945212
  • NDC分類 361.6
  • Cコード C3036

内容説明

本書は組織の環境を、制度をうみだす資源として日常生活の知の世界から考察することにある。そして、そこからふたたび環境を社会的に構成する制度理論の知見を検討することである。本書は特に制度理論でこれまで欠けていると思われる制度の日常生活知と理論の構造についての知識社会学的な新たな問いかけをしたことである。著者長年の研究成果。

目次

第1部 組織と環境(環境の認知と理論の構造;制度理論のパースペクティブ ほか)
第2部 企業組織と行政組織の制度―「景観」という象徴的意味(行政組織と制度―町並み保存の事例;行政組織と制度―マイントピア別子の事例;環境の拘束性と社会的構成)
第3部 新規事業への組織行動の変容過程と環境の組織化(企業組織と制度化―F社の制度のルーツと新規事業)
第4部 環境の「認知」と組織行動の変容(企業組織と行政組織の制度―デパートと行政の制度化;環境の規制と官僚制組織のダイナミズム;組織と制度―制度理論と事例の理論的含意)

著者等紹介

横山知玄[ヨコヤマチゲン]
昭和18年福岡県に生まれる。昭和43年駒沢大学大学院人文科学研究科修士課程社会学専攻修了。昭和61年‐平成元年スタンフォード大学大学院留学・スココー(SCOR)組織研究所留学、客員研究員(Visiting Scholar)。昭和49年松山商科大学(現松山大学)人文学部講師。昭和53年同助教授。昭和54年同大学経営学研究科大学院修士課程兼担助教授。昭和57年同大学人文学部教授。昭和61年同大学経営学部研究科博士課程兼担演習担当教授。専攻、組織社会学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品